過去問演習をこれから始めるにあたり、あった方が良い情報は問題の難易度です。
通常のテスト直しをする際には、正答率◯%以下のものは直しをしないという方がいらっしゃったり、正答率が高い問題が解けていない場合にはその分野を見直したりすると思います。
ただし、入試問題については、世田谷学園のような一部の親切な学校を除いては、入試の正答率は出ていません。
そこで我が家が活用していたのが、中学受験ドクターの「合否を分けたこの一題」というページにある難易度表です。こちらのページから学校別のページに入っていただき、年度ごとの合否を分けたこの一題のページを見ると、小問別の難易度が載っています。開成の2021年算数だとこんな感じです。
ということで、難易度を知りたい場合には活用すると良いと思います。
ちなみに長男の時にサピックスの先生に、「過去問を解いた後に見直しをする際、捨て問は無視しても良いでしょうか」とお聞きしたら、「そんなことはする必要ない。全部解き方を見て理解するように」と言われました。。。
そういう意見もありますが、お子様が解答を見ても理解できない、直しに時間がかかり過ぎてしまう等の場合には、難易度表を見て難問だったら、その問題は切り捨てる必要もあるかなと思っています。時間は無限ではないので、我が家は難易度表を有効活用するつもりです。
なお、親は、過去問の出来については気にしないことが重要です。
難易度表があると、この問題は難易度Cだから出来なくてもしょうがないよなーと気分が楽になることがある一方で、難易度Aなのに間違えていると、うちの子はまずいのではと悲観的になったりもします。
また、今後はブログなどでも合格点が取れた等の気になる情報が入ってくると思います。ですが、今の時期ならトップ層を除いては過去問で合格点が取れないのは普通です。
これからのサピックスでは、SS特訓などを通じてどんどんと力をつけていきます。ですから親としては、今の時期に過去問が取れないのは当たり前という気持ちでいるのがと良いと思います。(と、自分に言い聞かせています!)
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