2021年9月9日木曜日

SS特訓開始後の家庭学習のペース

二月の勝者の13巻の予約受付中です(楽天はこちら)。来月からはドラマが始まるので盛り上がりそうです。売り切れが心配なので予約しておきました。

さて、SS特訓が開始され、1週間のおよその家庭学習量が明らかになってきました。

とにかく感じたのは、通常授業と土特の復習指示が大幅に減ったことと、SS特訓の復習量がとてつもなく多いことです。


水曜日と金曜日は通常授業の復習は18時台には終わり、それから過去問を1科目やっています。ただし、定着しているかは疑問が残っています。

土特の復習は量は大幅に減ったものの、当日中に終わらせる予定が、23時近くまでの復習となってしまいました。この辺りは取捨選択をしてあげないとと思っています。

SSの復習については、ほぼテキストとプリント全てといった感じでした。国語が全てでないだけ救いでしょうか。
こちらについては、日曜日の帰宅後と月曜日の夜にやっていましたが、終わっていませんでした。

過去問を見る限り、次男の弱点は算数と分かっているので、SSの復習は算数をまずは終わらせ、それ以外の科目は項目別に取り組みの優先度をつけて、終わらなかったものはやらずに諦めることもやむなしと思っています。

兄の時に個人面談で聞いた言葉として、「9月からは全部やらずに捨てる勇気が必要」「穴はサピックス が塞いでくれると思ってくれて構わない」というものがあります。

全てをやり切るととても時間が足りなそうなので、この言葉に従って、家庭学習を進めていこうと思います。

また、気になるのは、これから運動会や修学旅行などの学校行事が実施され、サピックスをお休みしなくてはならないこと。
我が家では小学校が第一優先という方針であり、6年間の小学校生活の最後のイベントに参加しないということは我が家的にはありえない話なので、なんとか乗り切っていこうと思います。
コロナという兄の時と異なる要素はありますが、子供にとって一生の思い出となることですので、現時点ではその考えは変わっていません。


そういえば、特に算数の過去問をやる時に、学校によって持ち物が異なる部分について、皆様はちゃんとやっていますか?
算数の試験については、三角定規直定規、コンパスが持ち込み品となっているケースが多々あります。

我が家では、本番に向けて持ち込み品をしっかりと意識できるように、学校ごとの持ち込み品をしっかりと守って過去問を行っています。

以前ご紹介したように、コンパスはペンパス(楽天はこちら)、三角定規や直定規も本番で使う予定のものを使っています。

また、鉛筆、シャープペン、消しゴムは筆箱から出し、ポケットティッシュも袋から出したものを机に置くなど、本番と同様の環境で取り組んでいます。

こういった取り組みを行うことで、本番の時や学校別サピックスオープンの時に慌てることもないと思いますので。



【最近の読書】

雪のなまえ(楽天はこちら)→読了

零から0へ(楽天はこちら)→読了

みつばちと少年(楽天はこちら)→未読

声の在りか(楽天はこちら)→未読

あしたの幸福(楽天はこちら)→未読

 





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2021年9月5日日曜日

サピックスオープン学校説明会申込受付中

合格力判定サピックスオープンの時の学校別会場の学校説明会の申し込みが、開始されています。

この前の金曜日の10時の抽選結果発表と同時に受付が開始されていました。

現時点ではまだどの学校も空きがありましたので、申し込みを忘れている方はお早めに。

今日の10時からのサピックス生限定の会場変更受付、9月8日水曜日10時からの一般生受付のタイミングで残席が減ることも想定されます。


さて、過去問は進んでいますか。
我が家では、水、金に1科目、土曜に3科目を目指してやっています。土曜は直しも含めると3科目が限界かなぁ。

なお、この前の金曜日は前日のサピックスの算理の復習が6時に終わったといって、過去問を2科目やっていました。

でも、我が家的には算数の復習はしっかりとやって、本番までに力をつけないといけないと感じているので、平日は1科目過去問ができれば大成功というペースで、やろうと伝えました。

算数の通常授業の宿題が少なければ、復習でやる内容を増やす、この辺りは、翌週のデイリーチェックも踏まえて調整したいと思います。

過去問のやりすぎは良くないと保護者会で言われましたが、復習とのバランスをしっかりととるべしとの趣旨だと受け止めていますから、上記の方向でいきたいと思います。

なお、最近の次男は勉強や過去問の休憩時間中に積極的に読書をしてくれています。今まではこんなことはありませんでした。
ペースとしては3〜4日で一冊と言ったところでしょうか。

最近読んでいる本、最近購入した本は次の通りです。

雪のなまえ(楽天はこちら)→読了

零から0へ(楽天はこちら)→読書中。新幹線の開発のお話?のようで、電車好きの次男は喜んで読んでいます。

みつばちと少年(楽天はこちら)→未読

声の在りか(楽天はこちら)→未読

あしたの幸福(楽天はこちら)→未読

いつまで続くでしょうか。。。

 





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2021年9月2日木曜日

【結果】サピックス6年8月夏期講習マンスリーテスト自己採点アンケート

サピックス6年8月夏期講習マンスリー実力テストの結果が出ました。

平均点は268.1点でした。標準偏差は約66.0でしたので、偏差値60の点数は334.1点くらいでしょうか。
一方、集計結果からの最終報告値は次の通りでした。

予想平均点:270点〜280点(標準偏差70〜60)
偏差値60予想点数:340.1点

今回は予想平均点、偏差値60点数ともに6〜7点ズレでした。
285点〜290点のドクター予想よりは精度が良かったとはいえ、結構ずれてしまいました。ごめんなさい。
比較対象を範囲なしの組み分けテストにすべきだったかなぁ。
結果偏差値は、スプレッドシートの予想偏差値よりより約1ほど上に出たと思います。


科目別の平均点は次の通り。()は7月復習テスト。
算数 84.0(85.1)
国語 86.8(95.3)
理科 52.2(54.2)
社会 45.1(64.7)
四科 268.1(299.2)

科目別には国語は10点、社会が20点下がったのが四科目30点ダウンにつながりました。


なお、我が家の結果は、7月の復習テスト以上組み分けテスト未満と、いて欲しい位置よりやや下でした。本番に向けて、引き続き頑張ってもらいます!


ところで、雪のなまえ(楽天はこちら)のAmazon.co.jpの在庫が復活しています。まだの方はぜひご購入を。

次男は昨日読み終わりました。
珍しく読書欲が湧き出ており、休憩時間は自らすすんで本を読むという、今までにはなかった光景が見られます

そんな次男から他の本も読みたいとリクエストがあったので、サピックス6年生のトップブロガーである共働き夫の長女・次女★2022&2024中学受験日記さんで紹介されていた次の「物語文」の予想本を購入しました。


声の在りか(楽天はこちら

あしたの幸福(楽天はこちら

零から0へ(楽天はこちら

在庫が無くなりそうなものもありますね。
計4冊で結構な出費になりましたが、本番で出てくれればラッキーという気持ちで読んでもらいます。

 





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2021年8月31日火曜日

【最終報告】6年8月夏期講習マンスリー実力テスト自己採点アンケート

自己採点アンケートのご協力ありがとうございます。最終報告をいたします。

回答者:583人
前回との差:-31.9点
予想平均点:270点〜280点(標準偏差70〜60)
偏差値60予想点数:340.1点


今回もたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
標準偏差を若干大きく見積もった結果、平均点は速報より3点下がりました。
偏差値60点数はあまり変わっていません。

平均点は275点くらいでしょうか。

さて、後期の保護者会動画がいろんな校舎でアップされているようです。いろいろな方のブログによると、統一して言われているのが、「夏期講習マンスリーテストが悪くても、決してお子さんを叱ったり、けなしたりしないこと」ということです。

子供達は、夏期講習・カキシで長時間塾で頑張り、さらに家で復習や有名中もやり、小学校の宿題もやり、本当に頑張っていたと思います。我々保護者としては、家でちょっとでもだらけていると気になってしまいますが、塾での勉強時間を踏まえると本当に頑張ったと思います。

これからは、テストが非常に頻繁にあります。
テストは子供の能力の一部分しか評価できませんから、問題によって成績が上下することが常ですので、結果には一喜一憂せずに、子供の成績が伸びるためにはどうフォローしていけばいいかと考えていきたいと思います。

なお、今回の国語の物語文の雪のなまえ(楽天はこちら)はamazon.co.jp、楽天共に売り切れてしまいました。でも、楽天を見ると、もうすぐ入荷されると思います。

我が家ではすでに購入していたので次男に読むように伝えたところ、休憩時間に喜んで読んでいます。
夏休みを経て読解力がアップし、本を読むことが楽しくなったのであるといいのですが。

今後もテストで取り上げられた本については購入していきたいと思います。







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2021年8月29日日曜日

【速報】6年8月夏期講習マンスリーテスト自己採点アンケート

コメントで知りましたが、今回の国語のテストの物語文は、このブログでも紹介した雪のなまえ(楽天はこちら)でした。
(コメントいただいた方、ありがとうございます。自己採点アンケートやっていて良かった!)
ちなみに我が家も購入済みですが、息子は時間がなくて読んでいませんので、テスト結果はボロボロでした。。。

そう言えば前回の保護者会で先生から「これからのテストの復習はしっかりとやってください。我々としては今後のテストは当てに行きますから」と言われていたのを思い出しました。

受験後の入試分析会で、塾で類題やりましたって紹介される問題や国語の本は、まさに当てに行った結果だと思います。
ということで、今回の復習は過去問や有名中と同様の見直し方法でしっかりとやり、雪のなまえについても、今日から読んでもらうこととします。(8月29日6時時点でAmazonは在庫あり、楽天残り16個です。)

また、他塾の模試についても当てに行く模試ならば、受験する意味はありますね。
ただし、目的が別にある模試は受験する時間が無駄なだけなので気をつけましょう。
いずれにせよ、我が家は余裕が無いので、他塾模試は一切受験しない予定ですが。


さて、前置きがかなり長くなりましたが、自己採点アンケートの速報をさせていただきます。
ご協力ありがとうございます。(これからアンケートの回答をなさる方は、前回の記事からお願いします。)

回答者:493人
前回との差:-31.7点
予想平均点:273点〜283点(標準偏差67〜57)
偏差値60予想点数:340.2点

回答いただいた方、ありがとうございました。
コメントもありがとうございます。参考・励みになります。

平均点は、大幅に下がりそうですね。標準偏差によってはもっと下がるかもしれません。
偏差値60点数も、340.2点とかなり低くなっています。
比較対象は組分けにすれば良かったですね。ごめんなさい。

科目別には、理科社会はかなり難しかったようで、そのような声が多かったです。算国はいつもと同じレベルでしょうか。

また、中学受験ドクターの予想は285〜290とのこと(入力ありがとうございます!)。
こちらの予想より、やや高めです。社会6割もいきますかねぇ。


なお、我が家はドボンしました。最近この言葉ばかり使っているので、これが定位置になったのかもしれません。

科目別には、夏に力を入れた算数が良かったのが救いかな。他科目はかなり悪かったですが。。。特に国語の落ちが顕著です。
 





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2021年8月28日土曜日

6年夏期講習マンスリーテスト自己採点アンケート

過去問を始めてから、ドキュメントファイルが大活躍しています。
また、A4コピー用紙(楽天はこちら)、B4コピー用紙(楽天はこちら)、インクカートリッジ(楽天はこちら)もみるみるうちに無くなっていきますね。
いざ必要な時に品切れで買えないことがないよう、我が家では余分にストックしています。


さて、サピックス6年生夏期講習マンスリーテストの自己採点アンケートを実施します。

自己採点(記述も込み)の結果が、7月復習テストから何点増減したかを以下のアンケートに入力してください。よろしくお願いします。性別、年齢、地域、コメントは入力不要です。なお、投票を間違えた場合でも、もう一度投票すれば、前の回答が上書きされて(無くなって)新しい回答に上書きされます。コメントも同様です。



アンケート結果を元にした予想平均点は、スプレッドシートを更新してください。



ところで、最近のコロナの感染力は怖いです。皆さんはワクチンは接種済みでしょうか。
中学受験関係で驚くべきは聖光学院です。職域接種として学校の生徒に接種を始めています。あらゆることに対するスピード感は目を見張るものがありますね。校長の生徒を思う言葉にはうるっときてしまいました。


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過去問の出来の判断基準

過去問を始めてから、ドキュメントファイルが大活躍しています。
また、A4コピー用紙(楽天はこちら)、B4コピー用紙(楽天はこちら)、インクカートリッジ(楽天はこちら)もみるみるうちに無くなっていきますね。
いざ必要な時に品切れで買えないことがないよう、我が家では余分にストックしています。


さて、過去問演習ですが、本日時点で4校の各1年分が終わりました。

過去問の出来は気にするなと言われますが、合格者・受験者平均点、合格者最低点が公表されていると気にしてしまうのは人の性です。
特に下回った時には親としても少なからず不安になってしまいますよね。
我が家も兄の時はそうであり、過去問の出来に一喜一憂していました。


ただし、今回は2回目の受験ですから、我が家は兄の時の経験や塾の先生のアドバイスをもとに、出来については次の通り考え、一喜一憂しないようにしています。

1.合格目安はあくまで合格者平均点でなく最低点

合格の目安はあくまでも合格者最低点であり、合格者平均点ではありません。
今の時期では合格者最低点が取れていればかなり安心と思うようにしており、科目ごとの合格者平均点が取れていなくても全く気にしていません。


2.合格者平均点が取れていれば武器になる

 合格者平均点は、レベルに幅のある全ての合格者の平均点ですので、合格のために超えなくてはならない水準ではなく、超えていれば上出来の水準と思っています。各科目の合格者平均点を足し合わせれば、合格者最低点は余裕で超えますから。
 特に今の時期に科目別の合格者平均点を超えていれば、受験当日にはさらに点数アップが狙えますので、大きな武器になると思っています。


3.算数の途中経過は加点しない

算数の途中経過に点がつく学校であっても、その分の点数は入れていません。どのような点数がつくかわからないですし、プラスアルファの加点があるはずと思うことで、点数が低くても幾分か心が落ち着きます。


4.算数は今の時期は3割で良い

 算数が良く無い息子に対して、先生からは、今の時期は算数は3割、11月に5割の点数でも本番では合格レベルと言われています。次男はその水準の点数しか取れないこともありますが、先生の言葉を信じて気にしないこととしています。


5.相手は2月の受験生

 公表されている平均点等はあくまでも入試本番の2月のものです。今後SS特訓、冬期講習等を経て子供達はレベルアップしていきますから、現時点では大きなビハインドを持って比較していることを常に意識しています。
 2月に合格者最低点を超えるレベルの学力がついていればいいのですから、現時点で最低点に到達していなくても当然だと、気楽な気持ちで過去問演習に臨んでいます。
 なお、今の時期から合格者最低点を軽々と超えているようであれば、合格はほぼ間違いなく安心です。
 さらに言うと、その学校が第一志望校だとすると、最難関校である場合を除き、入学後に物足りなくなる可能性もあります。ご家庭にさらに上の学校を目指したいという気があるのならば、受験校の見直しも視野に入れたほうが良いかもしれません。

以上です。
この考え方をすることで、今のところは過去問の出来にカリカリすることは無いです。過去問がダメでも合格した兄の経験があるからかもしれません。



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2021年8月27日金曜日

【予告】6年8月夏期講習マンスリー自己採点アンケート

過去問を始めてから、ドキュメントファイルが大活躍しています。

また、A4コピー用紙(楽天はこちら)、B4コピー用紙(楽天はこちら)、インクカートリッジ(楽天はこちら)もみるみるうちに無くなっていきますね。
いざ必要な時に品切れで買えないことがないよう、我が家では余分にストックしています。


さて、6年生8月夏期講習マンスリー実力テストの自己採点アンケートですが、19時開始比較対象は7月復習テストとします。

このテストからは、出題範囲は無制限となります。同様に、コース昇降も無制限に。
夏期講習マンスリーは、兄の時は平均点がかなり低く、400点取れば50位以内でした。

保護者会で良く言われるのが、あれだけ一生懸命夏休みの勉強をやったのに順位が上がらないのかと感じるご家庭多いということです。
この時期になると勉強しないお子さんはごく少数となりますので、相対的に順位を上げることは本当に難しくなります。

逆に勉強を怠けるとあれよあれよという間に順位は下がっていきますのでご注意を。


カキシ後のお休みについては、我が家はまずは過去問を4科目通しで解いてから直しをします。長い時は15時ごろになりますでしょうか。
その後、1時間ほど自由時間としてから、算数のデイリーチェック、サマーサピックス、過去のデイリーサポートの今週の立体切断、図形の分野別補充プリントの間違い問題の解き直しをし、理科社会の夏期講習の復習をしています。

過去問の後の勉強をやっていて思うのですが、まだまだ間違いが多いです。
この時期に間違いが多いということはかなり心配になりますが、穴をちゃんと塞ぐための効率的な問題選別がしっかりできていると前向きに考えています。

その考えが次男にも伝わってきているようで、最近は、昔ならやることを嫌がっていた苦手分野の取り組みを、自らやるようになっています。
出来ないこと、苦手なことを何度か繰り返してできるようになることで自分が成長する感覚を分かってくれるのは、今後の人生に向けても良いことだと感じています。


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2021年8月26日木曜日

過去問開始

過去問を開始しました。

まずは第一志望校の過去問を四科目、校舎からの指示があった通りの年度のものを解きました。

結果は算数が散々の内容でした。他の科目は良かったですが。。。

科目によって指示の年度が異なるので合格者最低点に達したかの判断はできませんが、算数がこの点数ではほぼ無理だろうと思います。

本人もかなり落ち込んでいましたが、これからSS特訓で鍛えて力がついてくることを踏まえれば、現時点では悪くはなく、いい線に行っているよと伝えました。

さて、過去問を解くうえで我が家が注意しているポイントは、結果についての親の感情を知られすぎないようにすることです。

悪い結果の時にはもちろんですが、良い結果の時も同様に。

長男の時には、志望度が低めの学校の過去問の出来が良かった時に、大げさに喜んでしまったことがあるのですが、それをきっかけに本人のその学校への志望度が急上昇したことがあるんです。

その後はその学校の過去問をやりたがり、志望度が高い学校の過去問は避けたがるという、やや困った事態に。

結果に対する本人の気持ちの部分もあるでしょうが、それに加えて、出来が良かった時と悪かった時との親の反応の差が大きかったことも一因だろうなと思っています。

最終的には、2月に複数の学校の合格をいただいてどこの学校に行くか判断する際にも、本人的に迷うぐらいの志望度になっていました。


ということで我が家としては、良かった時も悪かった時も感情の差は出さないようにしています。

ただし、この辺りの匙加減は難しいですよね。

お子様の性格によっては、下手をすると二月の勝者12巻(楽天はこちら)の今川さんのようなことにもなりかねないので。
そうなったら過去問演習が時間の無駄になっちゃいますから。

悪い時にはやる気を無くさないように、良い時には浮かれすぎないように、本人の様子を見ながら、声かけをしていきたいと思います。



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2021年8月25日水曜日

カキシやSSで意識するポイント

昨日をもってカキシが全ての校舎で終了しました。

息子のクラスでは過去問について提出日含めて細かな指示がありましたので、この休みから早速始めようと思います。準備についてはほぼ終了しました。学校販売の入試問題実物は本当に助かり、作業が楽になりました。子供のやる気もアップするので一石二鳥ですね。


さて、標題のカキシやSSで意識したい点ですが、それは順位(席次)です。

サピックスでは校舎毎の合格者数実績が毎年配られています。

カキシやSSではその人数以内の順位に入っているかが、合格可能性を把握する指標になります。


例えばその校舎で毎年10人程度合格者がいる場合、カキシやSSの席次で10番以内に入ることが恒常的にできなかったり、冠校の2番目のクラスにずっといる場合は、合格は厳しいとわかります。
逆に席次でコンスタントに5番以内、悪い時でも10番以内にいるのなら、合格可能性が高いです。

クラスによっては先生方から、「◯番以内に入らないと合格は厳しいぞ」等の言葉があるようなので、子供達も自然と席次を意識をしていくこととなるようです。


ただし、いくつか注意点があります。

一つは、SSになると他の校舎に遠征するお子さまがいること。このお子様の合格実績は平常授業の校舎に計上されます。よって、遠征者がたくさんやってくる校舎では順位は甘めに見てよく、逆に遠征でいなくなるお子さんが多い校舎では、順位は厳しめに見る必要があります。
ただし、後者では違う志望校のクラスに行っているのか、別の校舎に行ってしまっているのかがよく分からないのが困りもの。


二つ目の注意点は、途中で志望校を下の偏差値の学校に変えるお子様がいることです。筑駒開成コース以外の場合には最初に順位が良くて順調でも、後になって上の志望校から降りてくる子の影響で順位が下がることがあるので注意です。なお、麻布コースは、途中で筑駒開成コースから降りてくる子がいても、問題の特殊性から最初から麻布コースにいるお子さんのアドバンテージが勝るそうなので、その影響は無視しても良いと思います。


三つ目の注意点は、ほとんどの方は関係ないですが、席次の確保のためにインチキをするお子さまがいることです。
長男の時には、カンニングをして授業点を良くして席次を確保する子、授業点を提出する際に点数を高めに書く子がいたそうです。
いずれも生徒の間ではバレていたようですが、前者は先生は注意せず、後者は先生に厳しく叱られたとのこと。
お子さまが席次を教えてくれてもそれがインチキの数字であったなら、意味がないです。

なぜこんなことをするのかは二月の勝者12巻(楽天はこちら)にあるので、親として注意したい場合には参考とすると良いです。


最後の注意点は、年度により校舎からの合格者数がかなり異なることです。息子の校舎の開成や麻布の年度別合格者数を見ると、少ない時と多い時でかなり開きがあります。我が家は長男の時から6年分のサピックスの校舎別合格者数のチラシを取ってあるので、一番少ない時の数を意識しています。
我が家のように複数年のチラシをお持ちでない方は、サピクサーを参考にすると良いです。(ただし、よく荒らされているので数字がおかしいかもしれません。)


以上です。


これらを踏まえると、一番信頼できるのは上述の先生からの「合格できるのはこのクラスで◯人くらいだぞ!」という言葉でしょうか。
毎年生徒を見ている先生ならその年の生徒のレベルが例年に比べてどうかわかりますし、他校からの遠征者の数も把握していますから。
そういう話が出てきたら教えてねとお子様に伝えておくのも良いと思います。



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