2021年10月5日火曜日

今後の合格力判定サピックスオープンの志望者の推移

 中学受験を題材にした翼の翼(楽天はこちら )のAmazon.co.jpの在庫が復活しました。
我が家には昨日届き、まだ少ししか読んでいませんが、冒頭から経験したことのある場面でしたので、読み進めるのが楽しみです。
帯によると「過熱する親の心情を余すところなく描いた、凄まじき家族小説」とあります。小説を客観的に読むことで、今後の同様のことが起こった際に、自分の気持ちの上下を抑えてくれるかなぁと期待しています。


さて、前回の記事で若干触れた、今後の合判サピックスオープンでの偏差値上位校から下位校への志望校変更ですが、3年前はリンク先の通りでした。

概要としては、回が進むごとに開成は志望者が減り、その他は一部学校で若干増えるものの概ね変わらずといったところでしょうか。

最上位校は下の偏差値帯に移動する分減りますが、それ以外の学校は、上の学校から移動してくる分と下の学校へ移動する分があるのでいってこいの状態となるのかなと思っています。

あと、偏差値帯別の志望者構成については動きがありそうですが、過去の記事を見る限りでは、志望者の反動よりもテストごとの標準偏差の動きによる変動の方が大きそうで、数字から見る限りはなんとも言えません。


ただし、理屈上は以下のようになると思います。

トップ校から下の学校に変えるケース

例えば開成から駒東に変えるケースは、主には開成合格可能性20%未満(偏差値58未満)の方が移動することが想定されます。偏差値58は駒東では合格可能性60%近辺なので、移動者が出てくると競争が激しくなると思います。


トップ校以外から下の学校に変えるケース

例えば麻布から武蔵に変えるケースでは、麻布20%である偏差値51未満の方が移動することが想定されます。偏差値51は武蔵では合格可能性30%近辺なので、変えた方にとっては引き続き厳しい戦いとなり、あまりメリットがありません。また、武蔵偏差値80%の層にとっては影響は少ないです。


まとめ

 以上のことから、言葉は悪いですが、トップ校と二番手校の80%偏差値差が大きい場合、偏差値二番手校は志望校変更された影響は大きいです。
 偏差値二番手校以下は80%偏差値の差があまりないので、三番手校以下は志望校変更された場合の影響は少ないと思います。

 問題傾向の違いから開成→麻布のようなケースは少ないとすると、影響がありそうなのは、2月1日だと開成→駒東、2月3日は筑駒→海城・早稲田あたりでしょうか。

 とはいえいろんな理由での志望校変更も当然あるでしょうから、どの学校を受けるにせよ、今後の合判資料はよく見ておいた方が良いと思います。

 そのためにも、合判資料は今のうちに保存しておくといいです。そのうちマイページから消えますので。


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