2021年2月14日日曜日

(速報)新6年2月マンスリーテスト自己採点アンケート

自己採点アンケートのご協力ありがとうございます。速報をさせていただきます。

回答者:427人
前回との差:-8.2点
予想平均点:273点〜283点(標準偏差82〜72)
偏差値60予想点数:354.8点

今回もたくさんの方にご参加いただいています。ありがとうございます。(これからアンケートの回答をなさる方は、前回の記事からお願いします。)
速報では、平均点は下がりそうです。278点前後という感じでしょうか。

中学受験ドクターの平均点予想は、276点ぐらいとめずらしく一致しています。(ドクターの点数を入力していただいた方、ありがとうございます!!)

科目別には、アンケートのコメントやブログを見ると、理科が難しいという声が多数です。
その他の教科は、良かった、悪かったの声が入り混じっている気がしました。どちらかといえば、社会が悪かった声は多めでしょうか。

四科目合計の結果としては、3年前の数字に近くなりそうですので、スプレッドシートを参考にしてください。


ちなみに我が家は、前回比20点以上のダウンでした。集計結果の見た目より予想点数が下がっていないので、スプレッドシートの計算間違いが無いか探しましたが、正しかったです。。。
早朝に隠し列が一瞬表示されていたのをご覧になった方がいらっしゃるかも知れませんが、犯人は私です。


さて、毎度の小ネタですが、何度かご紹介している立方体の切断の攻略が、Amazonでは2月14日5時時点では5000円程度のプレミア価格になっています。どこかの塾で立体切断をやっている時期なのかなぁ。頻繁に在庫が戻る商品ですが、サピックスで立体の切断をやるのはまだ先なので、その頃までには在庫が戻るといいですね。
なお、この教材で出てくる13の断面を一瞬でイメージできるレベルになっていないと、その後の立体図形の切断問題についていけないです。
兄の時は、この教材添付の問題は使いにくかったので、立方体の3点を指定してその点を通る断面を答えさせる自作問題を13問作って、毎日時間を計ってやっていました。最初は13分かかっていましたが、すぐに2分以内でできるようになりました。
次男も同じ取り組みを始めていますが、マインクラフト好きのためか、最初のタイムは兄よりも良かったです。でも、2分にはまだまだ遠いものがありますから、春期講習に向けてタイムアップを目指していきます。
買い逃してしまった方は、メラミンスポンジでも同じような取り組みはできるので、そちらでも良いかと思います。また、あくまでも導入をスムーズにするためだけなので、サピックスで扱った後で、苦手だった場合に考えれば良い話かもしれません。




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サピックス生活で役に立ったもの①

サピックス生活で役に立ったもの②

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兄のサピックステスト結果まとめ

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2021年2月13日土曜日

新6年2月マンスリーテスト自己採点アンケート

サピ ックス新6年生2月マンスリーテストの自己採点アンケートを実施します。


自己採点(記述も込み)の結果が、12月マンスリーテストから何点増減したかを以下のアンケートに入力してください。よろしくお願いします。性別、年齢、地域、コメントは入力不要です。なお、投票を間違えた場合でも、もう一度投票すれば、前の回答が上書きされて(無くなって)新しい回答に上書きされます。コメントも同様です。





アンケート結果を元にした予想平均点は、スプレッドシートを更新してください。
スプレッドシートはこちら

ある程度回答が集まったら予想点数を報告いたします。


2021年2月12日金曜日

過去問にかかる経費を節約する方法

2月マンスリーの自己採点アンケートは、当日の19時開始、比較対象は12月マンスリーとなります。ご協力お願いします。

さて、夏休み明けから始まる過去問演習ですが、これに使用するのが市販の過去問集です。
過去問集の最新版を購入すると学校によっては2800円以上となることもありなかなかの出費ですが、これにかかる費用を抑える方法が今回の記事となります。数千円の出費はどうでもいいという方はご覧いただく必要はありませんが、節約好きな方はご覧いただければ。

結論から言うと、「2021年の過去問が『有名中』に載っているのであれば、一年前(2021年度受験用)の過去問の中古品を購入することで大幅な経費削減になる(複数回受験校を除く)」ということです。

まずは有名中についてご説明します。有名中とはその名の通り、有名な中学校の「最新年度」の過去問を集めてまとめた、サピックスが声の教育社と共同(依頼?)して作ったオリジナルの過去問集となります。サピックス通塾生は必須購入となり、夏休みにこれを解くこととなります。電話帳ほどの厚さがあり、開成や桜蔭をはじめとした、かなりの数の学校が掲載されています。(声の教育社から通常販売されている有名中とは別物です)

ここでポイントとなるのが、有名中には2021年の最新版の過去問が模範解答含めて掲載されいるということ。つまり、2022年受験用の最新の学校別の過去問集を購入すると、2021年分が被ることとなりますから、学校別の過去問は2021年受験生向け(2020年以前の過去問が載っているもの)で十分ということになります。

次に2021年向けの過去問をどこで安値で購入するかということですが、メルカリやラクマなどのフリマサイトとなります。
フリマサイトでは、2021年版の過去問はそのうち1000円を下回る値段になっていきます。私もよく利用しますが、書き込みがなく、未使用に近い状態だと、新品と変わらないレベルのものが届きます。
なお、文化祭の古本市はまさに穴場で、100円から200円で過去問集が手に入ることもあります。ただし大半の学校が9月以降に文化祭を開催するので、タイミング的には合いません。となると文化祭は先日の記事で紹介した古めの過去問集を手に入れることを目的にするといいかも。ただし、コロナで文化祭がないかも知れませんし、開催されたとしても開始と同時にほぼ売り切れてしまいます。

続いてのポイントは有名中を手に入れてから動くべきということ。兄の時は7月上旬に有名中を購入していましたから7月以降です。有名中に載っている学校であっても一部科目だけ掲載がない場合もありますので、その場合この技は使えませんし、そもそも掲載されていないケースもあります。
また、複数回受験校では、有名中には1回分しか掲載されていない(だったと思う)ので、この技は使えません。

最後に注意事項を。
声の教育社の過去問集には別冊の解答用紙編が添付されていますが、この表紙が年度別の採点結果を記入できるページになっています。今回の技を使うと、そのページの最新版が使えず、2021年の結果を書き込むことができませんのでご注意を。

また、中古品を購入することによりお子さんのやる気が下がってしまう恐れがあります。数千円の出費でそうなってしまっては元も子もないので、お子様の性格もご判断のうえ対応いただく必要があると思います。または、中古品を合格者(を謳っている出品者)から購入し、縁起物だからというのもいいかと。

あとは、7月以降に有名中に載っていなかったことが判明した際に、市販の最新版の過去問が一時的に売り切れている可能性もゼロではないこと。兄の時にはそのようなことはなかったと思いますが、去年の年表トレーニング売り切れ問題のようなことがあると困りますよね。まあ、7月気付いてから9月まで2ヶ月あるのでなんとかなるとは思いますが。

なお、我が家は第一志望校は最新版を購入し、第二志望以下はどうしようか検討中です。

そうそう。ちょっと話はズレますが、渋幕や渋々では、学校で、声の教育社の最新の過去問集を安く販売してくれていました。(中間マージンを差し引いた額だったかな。)
9月までの間に学校開催の説明会などがあるなら、そこで購入するのも数百円お得です。ただし、購入する際は年度に注意してくださいね。別のとある学校では、(声の教育社の最新版の過去問発売の直前の時期の説明会で)一年古いものを売っていたケースもありましたので。間違えて買っちゃうところでした。






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2021年2月11日木曜日

入試問題演習

6年生の授業が始まりましたが、昨日はちゃんと復習が終わりましたでしょうか。今週は、今日が休みであることと土特がないことで、リカバリーが効く1週間となっていますから、来週以降に向けてペースを掴んでいきたいところです。

さて、兄の時に感じていたのですが、6年生の算数のカリキュラムは、校舎や先生によって結構やることが違う印象を受けていました。記憶が曖昧なところがありますが覚えていることを書きます。 

まずは、「入試問題演習」です。これは、実際の入試問題で出された問題を解くものです。校舎によってやるやらない、同じ校舎でもコースによってやるやらないがあるようです。
また、やる場合でも、他の校舎も含めた優秀者の順位表が翌週に出る、出ないの差があるようでした。順位表は貼り出されるだけなので家に持ち帰るようなものではないため、親が見ることはできません。今年もあるかは来週分かりますね。
こちら、本番より短い時間でやるのですが、できる子はかなりできるようです。 なお、解き直しはしなくて良いと言われるケースが多いようでした。

次に、「最難関プリント」です。こちらは通常授業でやる校舎と、土特でやる校舎があるようでした。長男の時は土特だったかなぁ。あまり印象に残っていません。。。

他にも校舎や先生によって、いろいろ違いがあると思います。 ブログや掲示板を見て、うちの校舎、うちのクラスはそのプリントをやっていないと気になることがあるかもしれませんが、それぞれ各先生が考えた上での取り組みですので、あまり気にしないで良いと思います。

6年生になると、渡されたプリントやテキストを全てやることは時間的に難しくなっていきます。
授業で指示があったものをしっかりと取り組み、それ以上のことは余裕があればやる程度で良いと思います。
いままでは全部やっていたからこれからも全部やろうとするとパンクしてしまう恐れがあるので、「捨てる勇気」を親が持つことも大切になります。6年後半になると、この「捨てる勇気」をどんどん出していかないとなりませんから、それに向けての練習だと思って、やることを絞り込むことも大切かと思っています。


それから、自己採点アンケートはこれからもやりますので、ご協力よろしくお願いします。2月マンスリーの自己採点アンケートは、12月マンスリーとの比較となります。開始時間は19時を予定しています。よろしくお願いします。






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2021年2月9日火曜日

6年生開始と夏以降に向けた準備

 いよいよサピックスの6年生が始まりました。

6年生前半で目指すべきことは、授業の翌日に宿題を終わらせ、土曜午前中と月曜日は自由時間にできるようにしておくことです。

授業の復習を土曜午前中や月曜日にまでやるくらい時間がかかっていると、9月からのSS特訓の復習や過去問をする余裕がないです。
ですので、我が家でも授業の復習を翌日に終わらせることをまずは目指すようにします。

6年生になると、1日の授業科目が3科目になるので5年生に比べると翌日の時間がかかるんですよね。いかに授業中に沢山のことを身につけられるかがポイントですので、集中して授業に取り組んでもらいます。

さて、夏以降に向けての準備ですが、9月の過去問取り組みに向けてです。学校販売の古い入試問題現物や昔の過去問がメルカリなどで出てきますので、余裕があれば揃えておくと良いかもしれません。
直近の入試問題現物は学校で販売してくれるケースが多いですが、古いものになると通常ルートでは今から手に入れることはできません。でも、学校説明会で購入したけど、別の学校を受験することになったので使わなかったなどの理由で、メルカリにたまに出てくるんです。場合によっては正式価格より安く出てくることもあります。
現物はやはり臨場感が違います。また、先日紹介した四谷大塚の過去問データベースや赤本からのコピーは手間がかかるので、親としても現物があると手間が省けてありがたいです。さらに、開成や海城のように学校側で作った模範解答もついているケースもあります。
なお、本番形式に似せた過去問もあるようです。現物を複数年分買うよりはお得かもしれませんが、解答用紙のサイズがB4に統一されているなどの課題もあるようです。こちらも実物過去問の2021版を今後学校から買えることを考えると、2021年受験者向け(2020年以前が掲載)を買っておいた方が良いかと思います。
ちなみにちょっと話は変わりますが、聖光は入試の解説資料を作ってホームページに掲載しています。古いものはそのうちなくなる恐れがあるので、今のうちにダウンロードしておくと良いかも。これは海城の過去問ダウンロードなど、ホームページに入試問題解答などをアップしている学校にも言えることです。

次に古い過去問についてです。志望校の過去問は10年分(複数回試験日がある学校は赤本一冊に載っている年数)をやるように言われますが、人によっては余裕があってもっとやりたくなるかもしれません。算数だけなら25年分の過去問が出ている学校もありますが、それ以外の学校や他の科目も考えるなら、やや古めの過去問をメルカリで購入するのも良いです。正式に販売しているカコ過去問りもお得に手に入ります。ただし、あまり古すぎるものは傾向が変わっていることもあることと、転売屋による(?)高額なものもあるのでご注意ください。

我が家は古い過去問は兄の時のものを取っているので、最新版+3年分はできるので良いかなと思っています。ですので、今は入試問題現物をのんびりと探しています。古い現物は兄の時に使ってしまったんですよね。

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2021年2月4日木曜日

2021年開成受験者減少と繰上げ合格者数について

2022年入試期間中です。引き続き受験中の方、良い結果が待っていますように!

さて、開成の入試結果が出ました。ホームページに入試結果がアップされています。

今回の注目ポイントは、倍率が大きく下がったことでしょうか。例年は2.9〜3.0倍の倍率が2.6倍になりました。出願者は例年とあまり変わらず過去5年間で2番目に多かったですが、実受験者が過去5年間で最も低くなりました。出願者と受験者の差は過去5年50人〜80人程度だったのが、今回は200人近く。受験者数の前年比は88.5%と前年より10%以上も減っていました。麻布の応募者が前年比87%だったのでほぼ同じくらいです。
2022年は揺り戻しで志願者が増えるかもしれません。

出願者と実受験者の差が出た理由は、二つ考えられます。
一つは、関西組の遠征中止。開成の出願開始日は12月20日だったので緊急事態宣言前でした。12月中に申し込んだ関西組は緊急事態宣言を受けて受験しなくなったのかもしれません。
二つ目はコロナ追試目的。結局希望者が無くやらないこととなったコロナ追試ですが、正式に発表していた最難関校は開成ぐらいだったので、麻布や駒東などの受験者が念のため開成に出願していた可能性もあります。

一つ目の関西組の受験については、噂レベルですが、ディズニーランド観光とセットで塾主催の開成ツアーで乗り込んできて、休み時間中に問題が簡単だったと大声で話をして他の受験生にプレッシャーをかけるなどという話を聞いたことがあります。真偽のほどは分かりませんが、その噂が仮に真実であるなら、遠征が無くなったのは良いことかも知れません。

さて、話は変わりますが、サピックスホームページの合格実績が日々アップされているのはご存知でしょうか。来年受験の2022年組の方は、日々、志望校の数字を記録しておくと良いかもしれません。
というのも、この数字を見ると、ある程度の繰上げ合格者の数字がわかるからです。
実際に、現時点の数字を見ると昨年より大きく少ないです。これは、まだ合格報告をしていないご家庭の分と、これからどんどん発生する繰上げ合格者の分が入っていないからです。
前者は2日くらいで落ち着きますが、その後、後者の繰上げ合格でグイッグイッと数字が増える日が出てきます。後者は開成で言えば、大きく二回のタイミングがあります。一つは2月5日の筑駒の発表後、もう一つは2月11日の統一召集日後で、サピックスだけで合わせて50名くらい増えます。
繰上げ合格者の数は各校公表していないのが通例で、その数字が分かったからといって受験に有利に働くことはありません。でも、来年度、万が一合格発表で残念だった時も、繰上げがどの程度ありそうか把握していれば心の持ちように良い影響を与えるかもしれないので、我が家は志望校の日々の合格者数の数字は参考までに控えておくことにします。


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2021年2月1日月曜日

いよいよ当日

 いよいよ2月1日当日となりました。2021年組さん頑張れ!

ちなみに今朝、京葉線が人身事故で一時運転停止していたために遅延が出ているようです。公共交通機関の遅れなら各校対応してくれますから、京葉線沿線の受験生の方は落ち着いていてくれるといいのですが。

ちなみに、開成のホームページを見たら、京葉線の電車遅延のために遅刻した受験生のために、試験開始時間を30分遅らせた臨時試験室を設ける旨の内容がアップされていました。

いくつかの学校でも同様の対応をしているか調べましたが、ホームページには見当たりませんでした。開成は京葉線方面の受験生もそれなりにいそうだからホームページへの掲載もしてくれたのかな。公共交通機関の遅れなので、きっと、各校対応してくれていると思いますが、電話しにくい状況であると、ホームページに掲載してくれるのはありがたいですよね。

一年後に向けては、通常ルートだけではなく、そこが使えなかった場合の代替ルートもシミュレーションしておかなくてはと思った次第でした。

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2021年1月31日日曜日

いよいよ明日本番

いよいよ2月1日の前日となりました。
2021年組の方々が普段の実力が出すことができ、悔いのない受験となりますように!!

さて、2022年組の我々は、受験まであと1年となりました。埼玉入試を考慮すればもう1年を切っていることとなります。

これからの1週間は塾がありませんが、長期間にわたり自由な取り組みができる最後のチャンスとなります。
忙しい6年生に向けてこの期間を遊んで過ごすのか、ペースを乱さないようしっかりやるのかはご家庭によるかと思いますが、我が家はしっかりと勉強する予定です。休み中にやることとしては、2月マンスリー対策がメイン。その他、算数の穴埋め、言葉ナビ下巻の問題部分を一周と、年号の暗記です。

マンスリー対策は算数中心とし、算数の穴埋めは保護者会で指示があったテキストをやります。言葉ナビ下巻の問題部分はデイチェ範囲になっているためやっていますが、比較的簡単なのでスムーズに進んでいます。
苦戦しているのが年号。先取りしてやってはいましたが、そこで取り上げていなかったものが出てくると覚えるのに時間がかかります。ちなみに、3年前にサピックスからもらった暗記カードとざっと見比べましたが、差異が結構ありそうです。最澄、空海の帰国、沖縄サミット、洞爺湖サミットなどが、今回のおまけコーナーにはなかったです。こういう細かい差異があると負担が増えますので、多い方に合わせて欲しいですよね。
そのうちもらうことになる最新版の暗記カードはどうなっていますでしょうか。


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2021年1月27日水曜日

フェイク学力にご用心

夏頃に出ていた標記タイトルのニュースですが、今になって見ると改めて怖いです。(記事にも紹介されているこちらの本の中でもフェイク学力について書かれているようです。)

5年夏休み後から成績が落ちるという話をなんとか食い止めたかと思いきや、こちらの記事のように6年生になってからも落ちるという話もあるなんて、一体いつまで成績が落ちることを気にしていればいいのでしょうか。

しかも、記事を見ると「パターン暗記」って、サピックスのテキストを繰り返し解いている我が家のことではと感じてしまいます。また、「親が目先の点数を取らせようとしてやっている」にも当てはまる気が。。。

要は、6年生になると本来あるべき位置に落ち着きますよということでしょうか。親の過剰な関与により好成績を維持していた子は、その落差が大きいので、それをフェイク学力と言うのかなと。

無理して適正学力よりも上の中学に入って、入学後に周りについていけなくなるよりは、自分の学力に合った中学校に入る方が幸せという考え方もできますから、6年生の成績が落ちたら落ちたで、それを受け入れるのが良いのかもしれません。

なお、サピックスのカリキュラムは5年生までは基礎を学ぶのでパターン的な学習、いわば武器を作っていく時期です。これが6年になれば土特やSSで、今まで得た知識をいかに活用して答えを出していくかのアウトプットの学習、いわば武器の活用方法、戦い方を学んでいくこととなります。
ですから、サピックスについて行けば、6年生になれば自然とパターン暗記から真の学力に変化して行くと思います。
危険なのは塾のカリキュラムを疎かにして、親が独自の方法でパターン暗記系のことをひたすらやらせることかと思いますので、そのようにならないようやっていきたいと思います。






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2021年1月26日火曜日

2021年学校別出願状況

こんにちは。

先日、分かりやすい学費一覧のサイトとしてお勧めした市進の中学受験情報ナビですが、現在入試の出願状況速報のページが作られています。

このページにある表を見てもらえれば分かりますが、こちらもとても分かりやすい作りになっています。また、日々出願情報が更新されるので、兄の時は自分の受ける学校の倍率がどうなるか、毎日のようにチェックしていました。

今年度については既に出願締め切りの学校が出てきているので、大まかな傾向をお伝えします。()が前年比です。

1.男子御三家

開成(98%)、麻布(85%)、武蔵(97%)
→コロナ禍において最難関校の志願者が減っているという話をどこかで聞いた気がしますが、麻布が大きくその傾向になりました。開成、武蔵は若干の減少。
なお、志願者が減った学校は、翌年度志願者が増える揺り戻し現象が見られますので、我々の2022年度は麻布の志願者が増えそうです。

2.女子御三家

桜蔭(105%)、女子学院(91%)、雙葉(92%)
→桜蔭は増えてますね。女子学院と雙葉は減少。こちらも次年度の動向が気になります。

3.男子難関校

駒東(105%)、海城①(101%)、早稲田(92%)
→駒東、海城は締め切り前ですが増加。早稲田は減少です。駒東は同日比だと108%です。進学実績に対してなぜか近年人気が下がり気味であり、お買い得と言われていたので、通常状態に戻りつつあるという感じでしょうか。

4.共学校

()内の前年比は男女順です。
渋幕①(81%、85%)、渋々①(106%、104%)、広尾①(87%、106%)
→渋々と広尾は締め切りまで日があるので、同日比で見ています。渋々と広尾女子は増えています。渋幕が減ったのはコロナの影響で1月のお試し受験を避ける層、長距離通学を避ける層が多かったからでしょうか。①とあるのは一次試験ですが、二次、三次も表に載っています。

5.神奈川男子

聖光①(84%)、栄光(98%)
→聖光は締め切り前なので同日比ですが、大幅減です。こちらも長距離通学を避ける層が増えたからでしょうか。

6.国立

筑駒(98%)、筑附(181%、116%)
→筑附は15日の情報なので同日比にしています。筑駒は微減、筑附は大幅増。
筑附は受験科目の変更の影響でしょう。従来あった、音楽、図工、家庭科、体育がなくなることで、受けやすくなりました。

主なところは以上です。
開成や桜蔭などの偏差値トップ校はほぼ変わりなしですが、麻布や女子学院以降は偏差値が下の学校に流れていっているかなということと、長距離通学を避ける傾向が渋幕、聖光で見られるという感じでしょうか。

東大合格実績や前々何度も含めて見ればもっと深みのある分析ができると思います。






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