2021年1月26日火曜日

2021年学校別出願状況

こんにちは。

先日、分かりやすい学費一覧のサイトとしてお勧めした市進の中学受験情報ナビですが、現在入試の出願状況速報のページが作られています。

このページにある表を見てもらえれば分かりますが、こちらもとても分かりやすい作りになっています。また、日々出願情報が更新されるので、兄の時は自分の受ける学校の倍率がどうなるか、毎日のようにチェックしていました。

今年度については既に出願締め切りの学校が出てきているので、大まかな傾向をお伝えします。()が前年比です。

1.男子御三家

開成(98%)、麻布(85%)、武蔵(97%)
→コロナ禍において最難関校の志願者が減っているという話をどこかで聞いた気がしますが、麻布が大きくその傾向になりました。開成、武蔵は若干の減少。
なお、志願者が減った学校は、翌年度志願者が増える揺り戻し現象が見られますので、我々の2022年度は麻布の志願者が増えそうです。

2.女子御三家

桜蔭(105%)、女子学院(91%)、雙葉(92%)
→桜蔭は増えてますね。女子学院と雙葉は減少。こちらも次年度の動向が気になります。

3.男子難関校

駒東(105%)、海城①(101%)、早稲田(92%)
→駒東、海城は締め切り前ですが増加。早稲田は減少です。駒東は同日比だと108%です。進学実績に対してなぜか近年人気が下がり気味であり、お買い得と言われていたので、通常状態に戻りつつあるという感じでしょうか。

4.共学校

()内の前年比は男女順です。
渋幕①(81%、85%)、渋々①(106%、104%)、広尾①(87%、106%)
→渋々と広尾は締め切りまで日があるので、同日比で見ています。渋々と広尾女子は増えています。渋幕が減ったのはコロナの影響で1月のお試し受験を避ける層、長距離通学を避ける層が多かったからでしょうか。①とあるのは一次試験ですが、二次、三次も表に載っています。

5.神奈川男子

聖光①(84%)、栄光(98%)
→聖光は締め切り前なので同日比ですが、大幅減です。こちらも長距離通学を避ける層が増えたからでしょうか。

6.国立

筑駒(98%)、筑附(181%、116%)
→筑附は15日の情報なので同日比にしています。筑駒は微減、筑附は大幅増。
筑附は受験科目の変更の影響でしょう。従来あった、音楽、図工、家庭科、体育がなくなることで、受けやすくなりました。

主なところは以上です。
開成や桜蔭などの偏差値トップ校はほぼ変わりなしですが、麻布や女子学院以降は偏差値が下の学校に流れていっているかなということと、長距離通学を避ける傾向が渋幕、聖光で見られるという感じでしょうか。

東大合格実績や前々何度も含めて見ればもっと深みのある分析ができると思います。






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