11月3日に開催された都立小石川中等教育学校の学校説明会に参加してきました。
学校内での誘導が在校生だったり、説明会中の照明や音響も在校生がやっているなど、今まで行った他の私立ではあまり見られない形式での説明会でした。
説明会では、まずは校長から学校概要の説明があり、次に海外研修についての生徒さんからの報告、生活・進路指導の先生からの説明などがありました。
研修に行った生徒さんの報告はスライドに合わせて4人の生徒さんから説明してくれ、とても分かりやすかったです。
生活・進路指導の先生からのお話では、小石川は高校生になっても理系文系にクラスを分けずに、全生徒に理社もふくめた全教科を学ばせるという点の説明がありました。
受験科目だけを学ばせるような大学受験に向けた効率を追求した教育はしないとのことだそうです。その考えに賛同できる方だけ、受検してくださいとのこともおっしゃっていました。都立の中でも理系に力を入れている同校ならではの考え方ですよね。
説明会後は校舎見学会があり、立っている生徒にはどんどん話しかけてくださいとのことでした。私が聞いた生徒さんは、ena2名と栄光ゼミナール、日能研が1名ずつで、サピックスの生徒さんには話を聞けませんでした。みなさん、都立の記述対策をかなりやっていたのが良かったとのお話でした。サピックスだけで対策が足りるか心配です。
あとは、どの生徒からも学校の勉強が大変という話が出ていたのが印象的です。結構宿題も出るそうですので、しっかりと学ばせてくれそうです。
学校や生徒さんの印象は好印象でした。
ただし、説明会の私の後ろの席のお父さんが説明会中も奥さんと大きな声で喋っていたり、携帯で説明スライドを撮影してシャッター音を何度も鳴らしていたり、うるさくてイライラしてしまいました。他にもあちこちからしゃべり声が聞こえて集中できませんでしたよ。
あとは、説明会から校舎見学に行くときに、前列から退場してくださいというアナウンスがあるにも関わらず、後ろの方の席の参加者がどんどんと退場して我先に校舎見学に移動しているのも気になりました。誘導は生徒さんがしていたので予想外の動きに戸惑ってしまって止められなかったのでしょうね。開成の説明会時の校舎案内への統制のとれた動きとは真逆でした。
また、校舎見学の時の個別説明部屋の中でも、足をTの字に組んで靴底が隣に見えるように椅子に座りながら大きな態度で生徒さんの話を聞いているお父さんも見ました。
学校説明会では、生徒さんや先生だけでなく、参加している保護者の方の雰囲気も見るように言われていましたが、保護者のマイナス面の態度が気になるのは珍しいケースでした。
サピックス生活で役に立ったもの①
サピックス生活で役に立ったもの②