昨日の渋幕入試の記事ですが、私が入試問題の内容を調べたのは、四谷大塚過去問データベースのページです。
今回の準備は、このページの会員登録を夏休みまでにはしておこうということです。
こちらのページはその名の通り、過去問が掲載されています。兄の時には過去問の取り組みをする時には、実物過去問が無く、かつ、こちらのページに掲載されているものは、声の教育社の過去問(以下「赤本」といいます)では無く、こちらから印刷しました。
こちらのページを活用すべきなのは、以下の理由からです。(なお、赤本は模範解答が本体冊子に入っていて、問題→解答→前年度の問題→前年度の解答→…という並びになっているので、子供が答えを見てしまう恐れがあることから冊子のままやるのはお勧めできず、コピーして使うことを前提にしています。)
1.本番に近い環境で過去問の取り組みができるため
ご覧になってもらえればわかりますが、過去問データベースではその学校の入試問題をスキャニングした形でデータが格納されています。そのため、赤本では行間が詰められているものが詰められていないですし、余白も本番そのものとなります。
また、赤本では白黒になっている図が、カラーで印刷できます。渋幕や聖光では特に社会でカラーの図があった印象です。
さらに、算数や理科では、各種計算を問題用紙の余白にすることになりますが、赤本ではその感覚が分かりません。でも、過去問データベースからの印刷であれば、余白も本番そのものとなります。
2.余計な答えを見なくて済むため
赤本では、とある科目の最後や最初のページの隣に翌年度や前年度の模範解答ページが入り込んでいることがあります。これを見えないようにコピーするのも面倒です。四谷大塚過去問データベースならこの心配がありません。
3.コピーするよりも楽なため
家庭用のコピー機って、会社に置いてある最新式のものに比べて、どうしても印刷スピードが劣りますよね。また、1ページずつページを変えて印刷するのも面倒だし、本の「のど」の部分の文字がうまく印刷できなかったりします。一年分コピーするのに10分以上かかることも。そのため、過去問データベースから、パソコンを通じてプリントアウトするのが一番楽でした。
また、コンビニのコピー機からは、過去問データベースのデータを印刷するのは面倒そうです。
その点からも、A3プリンタの購入は必須と思います。今(1月23日午前6時時点)ならブラザーのブラザー MFC-J6983CDWもAmazonで37,973円の在庫がありますのでお勧めです。なお、過去問経験者から言えば、トレイは2段がベストです。
以上となります。
ただしこのデータベースにも弱点が。
渋幕や聖光などのテスト日程が複数ある学校の場合でも、1回分しか問題が載っていないこと、解答解説が載っていない学校もあることです。ですので過去問をやる際には赤本は必須です。信頼度は低いですが配点も載っていますので、臨場感は増しますし。
ということで、7つ目の準備は四谷大塚の過去問データベースへの登録です。
登録しても週に一回(月に一回?)くらい情報提供のメールが来るだけですし、進学先調査のようなこともありません。また、おそらくweb開催となる中学入試分析会の申し込みにも会員登録が必要だった気もしますから、今のうちに登録しておくといいかもしれません。
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