2018年3月21日水曜日

算数が難しい

(問題の中身に入り込んだ記事なのでサピックスの新6年生以外の方には参考にならない記事となることお許しください。)

最近のサピックスの算数の問題難しいです。

難しいなぁと思ったのは、昨日の基礎力定着テストの最後の大問。

サピックスのある日は、帰ってきてから基礎力定着テストの直しとデイリーチェックの直しだけはその日に終わらせるのですが、昨日は基礎力定着テストの直しにかなり時間がかかっていました。

いつもは完全にお任せなのですが20分近く考えていたので、久しぶりに私が教えることにしました。しかし、問題を見ても解法がすぐに思い浮かばず。答えを見ても意味を理解するのに時間がかかるといった恥ずかしい状況に。
具体的には「一つの箱に入っている白と青の和が12で偶数だから、差も偶数で2しかありえない」という部分を理解するのに時間がかかってしまいました。この箇所は、差の合計が98なので、一箱あたりの差はその約数のはず。98の約数は1、2、7、14、49。和が12なので白と青の組み合わせとしてあり得るのは11と1か、10と2か、9と3か…で、差が約数となるのは7と5の組み合わせで一箱あたりの差が2のときのみということです。これにたどり着くまで約5分。。。

息子はその間に(1)を自力で解いていました。偉い。
解き方を聞くと模範解答とは違うアプローチだったので(2)を解くのにはまだまだ時間がかかりそうだったため、(2)はヒントを与えながら解かせました。一箱あたりの差は98の約数になるという部分は思いの外スムーズに理解してくれ、なんとか解き直し終了。

また、別の日には解いた後の宿題プリントを見たら、答えは合っていたのですが途中経過には意味不明のことが書いてありました。息子に解き方を聞くと模範解答とは違うやり方で、かなり時間がかかり類題への応用もできない解き方をしていたので、模範解答の解き方を教えました。このようなことが最近何回かありました。

いずれのケースも自分で解き方をひねり出すところは良いのですが、その解き方では類題に対応できないので、後につながらないのではという点が気になりました。
息子の解法がおかしそうな時に、今回のように私が入り込んで教えていけばいいのでしょう。しかし最近の問題は、私も答えを見ないと教えられないことが多く、今後さらに難しくなっていくと私の手に負えなくなることは目に見えています。
ですので息子一人で解決できるように、一人で勉強している時に時間がかかったり解き方がおかしいと思った時は、答えが合っていても解答例を見ること、また、解答例と自分の解き方の良い点を取り入れるようにすることを伝えました。

このやり方が定着するよう、しばらくは算数のフォローもしなければと思っています。

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