最近、学校説明会が盛んになってきましたね。
web説明会ばかりでしたが、実開催のところも徐々に出始めてきた印象があります。
例年9月〜11月が学校説明会のメインの時期ですが、コロナの影響を踏まえ、実開催をするのか、WEBでやるのか各学校は悩んでいることと思います。
個人的にはWEB開催と実開催の併用方式で開催して欲しいです。去年までの実開催での学校説明会は、難関校ほど受付開始当日の早い時間に定員になってしまい、申し込み締め切りとなるケースが多かったので、実質的に定員無しのWEB開催はありがたいです。一方で、まだ訪問した事がない学校については、実開催時に学校見学もしたいですよね。
さて、そんな学校説明会ですが、入試本番のインターネット申し込みとしても使用するmiraicompassから申し込むケースが多いと思います。ここで注意したい事があります。
それは、申込サイトに登録するメールアドレスは、個人名が推測できないアドレスにするべきという事です。メールアドレスについては、名前と苗字を組み合わせて設定しているケースがよくあります。例えば、鈴木宗男さんなら、muneo-suzuki@×××××× といった感じでしょうか。
こういったアドレスを申込サイト に登録するのは危険です。
というのも、2019年組の受験の際に、2018年12月のとある地方校の特待入試で、メールアドレス流出事件があったからです。
具体的には、受験の直前に送付した試験当日の注意事項に関する電子メールにおいて、本来bccとするべき電子メールの宛先をccとしていたために、すべての受験生保護者の宛先が開示された状態で、メールが送られてしまったというものです。
こういったケースの際に、姓名をベースとしたメールアドレスにしていると、本人の特定ができてしまいます。受験生本人ではなく保護者の名前でしょうが、苗字が珍しい名前であれば、知り合いには分かってしまうことでしょう。
受験する学校を他の子には伝えないというのが中学受験では一般的ですので、この事件にはとても驚くとともに、私もその時点では個人名が推測できるアドレスにしていたので、急いで変更したことを覚えています。
このような事件が今後起こらないとも限りませんので、メールアドレスについては注意をして欲しいと思っています。
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