サピックスのテストの国語は、前半は知識問題で漢字や語彙、後半は文章問題で選択肢や抜き出し、記述の問題構成となっています。大事なのは、各分野でどの程度の得点を挙げているか、平均を上回っているかを確認しておくことだと思っています。
長男の時も含め、我が家はテストの前半はほぼ9割以上で、後半の文章問題はそこまでできていないけれど、合計点は前半のおかげでそこそこ良い結果ということも多かったです。知識問題は朝学でやっていたので、いい点が取れるんですよね。
このようなケースで特に注意が必要なのは、記述中心の出題傾向の志望校を受ける場合。マンスリーや組分けの国語の偏差値が良いので国語でアドバンテージを取れると思っていたけど、記述中心の志望校の問題に対しては国語が全く武器にならなかった、むしろ弱点となることにもなりかねません。長男がその傾向があったかも。
国語の知識問題はやればやるだけすぐに結果に跳ね返るので点数アップには効果的です。いわば、理科社会と同じようなものでしょうか。
中学受験の俗説として理科社会で稼いでいる子は6年後半で伸び悩むという話があります。これは理科社会のアドバンテージが、みんなが本気で勉強をし始める6年後半で少なくなってくることによるものです。(長男の時もそのことを感じることは多かったです。)
そのため、テストの結果を見る際に二科目合計点と四科目合計点を気にする方は多いでしょう。それと同様なことが国語の知識問題と文章問題のところでも言えるので、どちらでどの程度の点数を得ているのかについては、常に意識した方が良いと思っています。
特に知識問題がほぼ満点、そのおかげで国語の点数が平均よりもちょっと上というケースでは、むしろ国語に大きな苦手意識を持っておくべきかと思います。
逆に知識問題は全然できないけど、文章題が良いケースは国語に得意意識を持っていいと思います。知識問題を真面目にやれば簡単に点数が上がっていくでしょう。
ちなみに、我が家の次男はどちらかといえば前者に近いタイプ。てんさく教室の結果も酷いものです。
そんな意味でも10月に行われるサピックスオープンは記述中心の出題なので、上位校を目指すのであれば相対的な立ち位置を知るいい機会です。当然ながら次男も受ける予定です。
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