息子は自己採点の結果、先日の復習テストよりも50点以上のダウンでした。前回の復習テストに当てはめると4桁順位となります。
今回は特に算数の出来が悪く、ケアレスミスで30点は落としていました。ケアレスミスが起きるのは問題を解くのにいっぱいいっぱいになっていて余裕がない証拠だと思います。現時点ではパターン問題が大半ですが、まだまだ定着が足りないのでしょう。
自己採点をしている時には息子は落ち込んでいました。最終的には6年生の2月に仕上がっていれば良いので、今回悪い点数だったことは勉強のやり方を見直す良いキッカケを与えられたと思うことにしよう、次回リベンジしようと話しました。
算数の解き直しにあたっては、問題用紙に書き込んである式を見てなぜ間違えたのかを自分で振り返るようにさせています。ケアレスミスをすればするほど、同じような間違い方が多いことを知り、本人も気がつくでしょうから。
このあたりの話は、森絵都さんの小説みかづきにも似たようなことが書いてありました。
主人公の塾では消しゴムを禁止しているのですがその理由について、「消しゴムで消したら誤答が消えてしまうからです。誤答が消えたら、子どもたちは弱点を忘れてしまう。自分がどこでつまづいたのかを省みるすべがなくなる。実際、消しゴムを多用する生徒ほど似たような問題に何度もひっかかるものです。」と話すシーンがあります。
今はまだ試験慣れしていない段階ですから、今後間違いを何度か繰り返すうちにケアレスミスが減っていってくれればと思っています。
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