2018年6月6日水曜日

サピックス主催小石川説明会

サピックス主催の小石川説明会に行ってきました。ほぼ満員の中、銀座ブロッサムホールで開催されました。ちなみにサピックス作成の小冊子はありませんでした。

1時間半、途中ビデオも入れながら校長がお話ししてくださいました。
話としては今まで参加した同校の説明会とほぼ同じでしたが、サピックスから小石川に通うことになった生徒さんへのアンケート結果として「どの私立中学を受けたのか、またその合否は」について表にして教えてくれました。去年も同様のことを教えてくれましたが、去年に比べて渋幕や渋々にも合格者して小石川に来た子は減っていて、むしろ不合格で小石川に来た子が増えていたのが気になったところ。両校の難しさ、人気が上がったのかなと思いました。また、去年は開成合格して小石川に来た子がいましたが今年はいませんでした。桜蔭合格で小石川の子は去年同様いましたが。あくまでサピックス出身の子の話です。

ちなみに頂いたパンフレットも去年のもので、入試の詳細もまだ公表されておらず昨年ベースでの説明でした。正確な情報が知りたければ6月下旬に発表されるようなのでHPを見るか、下期開催の学校説明会に行く方が良さそうです。

気になるところとしては、言葉は悪いですが大学受験に重きをおいていないいないところでしょうか。文理別のクラスに分かれなかったり、高校三年生の秋の創作展(文化祭)で全クラスが演劇をやったり、探求型学習を高校三年生でもやったりと、大学受験に向けて効率的だとは言えないかも。大学入学をゴールにしていないところが同校のいいところなのだとも思いますが。
また、入試が適性検査型なので偏差値とは連動しない水物というところも気になります。サピックスホームページから見られる入試結果情報を見ても、合格率30パーセント前後の赤色表示の偏差値帯が幅広かったり、2017年女子では偏差値表の80パーセント偏差値以上でも合格率0パーセントの層が複数あったり、2016年男女では合格率80パーセント以上の水色と50〜70パーセントの黄色が逆転していたり、他の私立とは明らかに傾向が異なります。また、都立対策塾組と渡り合うのも大変そうですよね。貴重な2月3日を不確定要素の強い適性検査校受験とするのは、同校への志望度の強さが相当ないと厳しいかなと思います。


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