分母が違う分数の足し算については、通分で分母を揃えてから足し算しますよね。
分母は最小公倍数に揃えることになりますが、次男はここで面倒なことをしていました。
分母が8と12のときには24が最小公倍数ですが、それを出すためにわざわざすだれ算をして24を求めていました。大人なら12を2倍した24が8でも割り切れるので分母は24に揃えると一瞬で分かります。
次男のようなことをやっていたら時間がどんなにあっても足りないので、「まず通分する時には大きな方の数を2倍、3倍、4倍と頭の中で計算してみて、最小公倍数になるかどうかみてみたらいいよ。それでダメだったらすだれ算をすると早く解けるよ」と伝えました。
どのレベルだったらすだれ算をすべきかの感覚は自分で身につけるしかありませんが、まずはすだれ算に頼らずに通分できることを知っていることも大事かなと。
基本に忠実な面倒なやり方を敢えてさせるべきとか、楽な方法を親が教えるのは良くないなどの話を保護者会で言われたような気もしますが、計算の工夫までサピックスが見てくれた印象はありませんので、こういった細かなところは親が見てあげるしかないと感じています。
このアドバイスにより計算のスピードも速くなりました。
私は公文経験者ですが息子たちは未経験なので、計算という余計なところで足を引っ張られる感じがしてなりません。この辺りは、日々の基礎トレ、毎週の計コン、今後導入予定の計算問題集で乗り切っていこうと思っています。
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