この成績表の見方が、成績結果速報の合判資料に載っているのをご存知ですか。
特に気にして欲しいのが校内順位の部分です。麻布や駒場東邦、付属校の校内順位より、1月の渋幕や市川の方が順位が低くて驚いた方はいらっしゃいませんか。その理由が順位の表示の仕方に書いてあります。
抜粋すると、
2月1日・2日・3日午前入試…志望者数には、「志望順」(第一志望〜第四志望まですべて)で学校を選択された人数が表示されています。「自由選択」で選択された人数は含まれません。2月入試については同じ日程で複数の学校を受験できないためです。
それ以外の入試…志望者数には「志望順」で選択された方・「自由選択」で選択された方の両方を含みます。
自由選択で2月1日・2日・3日の午前入試を選択された方は志望者数には含まれていません。この場合は「志望順」に当てはめた順位を表示しています。
とあります。
この結果、2月1日・2日・3日の午前入試の学校は、その他の学校に比べて志望者数が少なめに出ていますし、1位も何人もいることになります。実際に息子も1位になっている学校がありましたし、麻布、駒場東邦は一桁順位でした。
この表示の仕方、実際の入試と同様に見れるのでかなり素晴らしいですよね。模試受験者が第四志望までを入試と同じ選択にした場合には、入試と同条件での結果を得ることができます。
また、今回の模試では強気に1日午前校に開成を選んだ人の中から、今後の模試では安全を見て駒場東邦、麻布に流れる層もあるでしょう。また、逆に成績が伸びていった子は開成に変更するケースもあると思います。つまり、本番に近づくにつれて、サピックスオープンの校内順位が重要になってきますね。
ご存知の方には当たり前のことかもしれませんが、あえて記事にしてみました。
サピックス生活で役に立ったもの①
サピックス生活で役に立ったもの②