2019年5月25日土曜日

大学合格実績のわかりやすい資料

各高校の2019年度の大学合格実績が出揃っていますが、その見方については色々な意見がありますよね。
東京大学の合格実績を人数でみるのか率で見るのか、国公立医学部を含めるべきか、私立は重複合格があるから参考にならないのか、現役進学率の方が大事なのか、合格者数より進学者数が大事など。
色々な見方が有りますが何が正解ということはなく、結局はそのご家庭が重要とする視点で見れば良いことだと思います。

そんな中、私がよく参考にさせていただいているサイトのデータが更新されたのでご紹介します。
市進の国立・私立・公立中高一貫校 大学合格実績・現役進学率です。
各学校の主要大学合格者数、卒業生に対する国公立・早慶上智・MARCH合格率、現役進学率が分かりやすくまとめられています。残念ながら1年前の2018年実績ですが、志望校絞り込みの参考になると思います。

全体的な傾向としては、
現役進学率は、男子校は50%前後と低めなのに対し、女子校は70%以上と高め、共学校はその間くらい。
国公立・早慶上智・MARCH合格率は、難関中学は国公立が高めでMARCHが低め、中学入学偏差値が低くなるにつれて国公立が減っていきMARCH合格率にシフトしていく。
という感じです。

現役進学率については50パーセントを切る男子校もあり、初めて見たときは半分以上が浪人という現実に驚いたものです。

個別の状況を見ると、男子校でありながら聖光学院の現役進学率の高さが際立っています。一年前のデータですので、今春の東大合格者数大躍進を反映したらどうなっているのか学校ホームページを見たら80%を超えていて驚きました。

なお、この現役進学率ですが、市進サイトでは単年度数値なので見る際には注意しましょう。2018年の東大合格実績が例年に比べて多かった学校では、通常年に比べて現役進学率が高めに出ています。逆に2018年数値が低めのケースもあります。浪人からの合格者の影響で、東大合格実績は上がった翌年は下がり、下がった翌年は上がると言われていますから、東大合格者数が多い学校ほど複数年比較した方が良いです。

主な学校の現役進学率(市進サイトの2018(2017)数値)を載せておきます。単位は%です。
開成51(50)
筑駒62(66)
駒東48(47)
麻布不明
聖光71(75)
栄光62(49)
桜蔭73(75)
JG73(72)
豊島68(70)
渋幕58(68)
渋々66(70)


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