2021年10月10日日曜日

第1回合判SOの入試動向動画配信中

昨日から、第1回合格力判定サピックスオープンの入試動向動画の配信がされています。

①テストの活用法
②最新の入試動向(男子、女子、共学別)
③卒業生アンケート

に分かれています。主な内容は次の通りでした。

①テストの活用法

 既に配られている個人成績表や、合判資料の見方などの次の説明がありました。

・個人成績表の正答率のページには、同じ志望校を目指している生徒の正答率の記載がある。
 →忘れていましたが、この数字は参考になります。難関校志望者ほど正答率は高いですので、危機感を煽るのに役立ちます。

・合格可能性50%は実際の入試だったら合格していたということ。
 →判定50%は合格ラインなので、前向きに捉えても良いとの説明でした。ただし、倍率が高い学校は合格点はもう少し上の時もあるとのこと。

・合格可能性は4回平均の偏差値で見るべきである。
 →4回のテストで受験の頻出分野を網羅するため。

・前回テストとの偏差値の増減は、±3以内が約5割。
 →逆にいうと、約半数は±3以上の変動があるということ。この点からも一回のテストで一喜一憂せずに4回平均偏差値で判定するべきですね。

・マイページの入試結果情報、併願パターンの紹介。
 →マイページにひっそりとあるので、見たことがない方もいらっしゃるのでは。非常に参考になるデータが盛り沢山です。ただし、併願パターンは未受験の分が入っていません。御三家と駒東については、サピックス主催の学校説明会の冒頭で未受験分も含めた併願パターンの紹介がされていますので、学校説明会動画を見ると良いです。


②最新の入試動向

 男子、女子、共学別の動画で、主な学校についての入試動向の説明があります。以前の記事と同じような内容ですが、いろいろな学校について説明がありました。

中には、今後判定偏差値が上がるかもしれないという話も出ていますので、難化すると思われる学校を受験される方は、一度見ておいた方が良いです。

なお、第1回合判の受験者数は全体で去年より5%程度増えていましたが、男子は2%増加に対し、女子は7%の増加とのことでした。
個別の学校の説明でも、女子は昨年以上に厳しい戦いになるとの話が多かったですが、全体人数が増えていることもあるのだと思います。


③卒業生アンケート

 モチベーション維持、学習意欲喪失時の対処法に対する卒業生保護者へのアンケートの回答の中から、参考となる回答が紹介されていました。

兄の時もそうでしたが、最後の2つくらいの回答は、笑いを取るための回答が取り上げられています。

なお、サピックスを卒業すると、不定期にサピックスからアンケート協力のお願いが来ます。マイページから回答するのですが、Amazonギフトがもらえてお得ですよ。後輩のためにも、合判SOで紹介されることを思い浮かべながら回答するのもいいと思います。



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