GS特訓が最終日を迎えていますが、お子様の様子はいかがでしょうか。
同じ志望校を目指すメンバーで過ごす時間が楽しくて仕方がないという方、問題が難しくて打ちひしがれているという方、普段のじゅぎょうの成績は今一つだけれどもGS特訓ではものすごく成績が良かったという方など、いろいろではないでしょうか。
GS特訓は、サピックス生活で初の志望校別のクラス分けとなっていますので、GS特訓のお子様の様子についても、志望校選定の一要素にするのがいいと思います。
例えば、トップ校を目指せる偏差値であるのに、偏差値的には下の学校を志望してそのクラスに入っているケース。このようなケースで、普段のサピックスのコースに比べて、周りのレベルが低いと不満を感じているなら、志望校の変更を検討した方が良いと思います。
志望校別のクラス編成ということは、その志望校を目指す子の集まりですので、周りのレベルが低いという不満が、中学校入学後にも継続することになりかねません。
次に、問題や周りのレベルが高すぎてついていけないというケース。これについては、今すぐに志望校を変更しなくても良いケースが大半だと思います。特に大規模校のトップのクラスである場合には、その学校への合格間違いなしというお子様が多数在籍していますので、レベルが高くて当然です。
また、GS特訓の問題は、合格間違いなしのお子様にはさほど難しくはありませんが、それ以外のお子様にはかなり難しいです。現時点では2~3割、0点ということもあると思います。これらについては、前回の記事の通り、授業を踏まえてできるようになっていけばいいし、これから夏期講習やSS特訓で力をつけていくことでどうにかなると思います。最終的に、どうしても志望校として届かないと判断してから、偏差値が下の志望校のクラスに変更することでも良いと思います。
ただし、日常的に偏差値がかなり足りず、GS特訓のクラスが(その志望校の)校舎の一番下のクラスであり、GS特訓の授業も何を言っているのかわからなかった、というケースでは、そろそろ現実を見る必要があるのかもしれません。
あとは、GS特訓が楽しくて仕方がなかったというケース。これについては、志望校を変更する必要はないでしょう。GS特訓のメンバーが中学の同級生になる可能性が高いですから、中学入学後も楽しい日々が待っていると思います。
いずれにせよ、GS特訓は9時~17時までとてもハードな日々でした。
それだけの時間を最大限に集中して過ごしていた子供達はすごいですよね。お子様によっては夜遅くまで復習をしていたケースもあると思います。
GS特訓最終日の今日は、まずはお子様の労をねぎらってあげてください。
そろそろ個人面談が始まる時期ですので、志望校の変更については、個人面談時にサピックスの先生にも相談しても良いかもしれません。
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